春紅葉:010428

追悼・寺山修司    命日に当たって   :5月4日

1983年の今日5月4日、寺山修司は47歳の若さで世を去った。
青春の寺山を育てた青森の自然を捧げ、彼の作品「五月の詩」・序詞より抜粋して、
ここに若き日を偲びつつ追悼す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
萌ゆる雑木は僕のなかにむせんだ
僕は知る 風のひかりのなかで
僕はもう花ばなを歌わないだろう
僕はもう小鳥やランプを歌わないだろう
春の水を祖国とよんで 旅立った友らのことを
そうして僕が知らない僕の新しい血について
僕は林で考えるだろう
木苺よ 寮よ 傷をもたない僕の青春よ
さようなら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

二十才 僕は五月に誕生した
僕は木の葉をふみ若い樹木たちをよんでみる
いまこそ時 僕は僕の季節の入り口で
はにかみながら鳥達たちへ
手をあげてみる
二十才 僕は五月に誕生した


  中学同期、高校三で同級だったが、早熟の印象がつよい。
青森高校卒業記念アルバムから、三年七組他臨時掲載。